都中建は6月25日の理事会において、次のように賛助会員制度の創立を決めた。

  • 目 的
  • 都中建の会員は、中小建設業者をもって組織されており、その殆どは元請(一部下請)業者である。
    近時、社会状況は激しく変化し、建設投資額は右肩下がりに減少し、将来ともに回復の見通しは暗い。業界は再編が求められ、その流れは一段と大きくなっている。業者数の減少は避けられないであろう。しかし、建設業者が全く姿を消すわけではない。会員は激しい競争に勝ち残り、新しい時代に対応できる建設業者に変身しなければならない。そのためには、技術を磨き、経営力を高める必要がある。中小業者の1社1社の力は弱い。自らの立場を主張し、自己を高めていくために今ほど、団結と協力が求められる時はない。ここで元請でない業者、更には協力業者にも門戸を開き、更に一段と中小の絆を強めるために、初心に戻り、お互いを結ぶザイルを締め直すため、本制度を創設するとともに、別途、本会員増強のための方策を検討することとする。

  • 賛助会員の資格
  • 中小建設業に従事する法人、個人、団体及び関連事業者で都中建活動に協賛する者

  • 会 費
  • 会費は月額2,000円とし、年2回に分割し、銀行落としの方法で納入する
    (手数料は協会負担とする)。

  • 賛助会員の受益等
    • 賛助会員は都中建からの文書等による情報を受けることができる。
    • 都中建のホームページを利用することができる。
    • 都中建ホームページに広告を出すことができる。広告料は有料とする。
    • 賛助会員は協会の執行機関には参加しない。
    • 賛助会員は議決権を有しない。
    • 都中建の相談業務を利用することができる。
  • 入 会
  • 入会は、都中建会員の1名の推薦を受け、別紙申込書により申込み、理事会の承認を得て入会することができる。

  • 退 会
  • 退会しようとする時は、書面により届出るものとする。
    これによって、下請業者や材料業者の参加が見込まれる。将来的には、会員各社の得意分野の紹介とともに、材料価格の競争など都中建ホームページ上で行えるよう考えていきたい。