衆議院予算委員会の論戦を聴く。「イラクは全国的に戦争状態だ。そんなところに自衛隊を派遣すべきでない」と野党が言えば、「慎重に調査の上、可能な場所 を選ぶ」と首相、要は日米関係を損なって国益が守れるのかと言外に言っている。どちらも一理だ。あとは選挙で国民に選んでもらうしかないか。

イラク問題の外にも景気や産業構造の転換、憲法や治安、教育問題等課題は山積みだ。マニュフェストをぶっつけあって正々堂々と戦って欲しい。

ディーゼル車規制がスタートした。新車の納入や機器の取付が間に合わなかったという混乱もあったが、国民の生命を守るため万難を排して実行することが必要だ。
それにしても建設業の立入調査で不適合が1件も無かったというのは嬉しいことだ。

都議会各派への要望に同行した。中小建設業者の苦しみは十分に理解されたような感触だった。今年の要望には、入札制度に対する中小建設業からの提案もある。それが最善の方法とは言わないが、現行の問題点に対する試案である。

会報のIT化で果たしてどの程度読まれているのか心配している。しかし世はインターネット時代、都中建のHPできるだけ開いて頂きたい。

広報委員長
岡 崎 道 彦