都中建は、激動する時代の流れから会員企業、都内中小建設業者を守り、中小建設業の再生を図るために、いかに行動し、発言すべきかを構造改善委員会を設置し、協議を重ねてきた。

経過は次のとおり

  • 過当競争は自らを滅ぼす 「適正な競争を」のアピールを発表
  • 会員の意識確認のためのアンケート調査
  • 関係方面への要望活動実施

以上を実施しながら、委員会で中小再生の道を議論してきた。いずれの問題も同業者の結束した行動と政治や行政の力に拠らなければ流れを変えることはできな いことばかりだ。これから中小建設業のために強力に要望活動を起すにしても、結局は自らの創意と工夫で生き残りを図る以外に道はないという結論が大勢で あった。しかし、小さな団体の声が波紋を呼ぶまでに至らないにせよ、座して死を待つわけにはいかない。平成16年を「中小建設業再生の年」と位置付け、会 員企業の存亡をかけて行動を開始することにした。